なつこさんの日記

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- 2012/6/16 16:11
- ぴょんぴょん
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- ５月末、ハムスター大のすごく小さなを見かけた事を先日日記に書いた。実は、その小さすぎる子猫を見かけた直前、自分はベンチに座っていたのだが、もう一匹、最近見かけるすごく人なつこい猫が私の所に来て、しばらくいっしょにいたのだ。
  
  この猫は最近まで子猫で、誰かに飼われていた。すごく人なつこくて、いつも近所の公園でぴょんぴょんはねながら遊んでいた。私も一度だけ小さい時にそこで遊んだ。ぴょんぴょんはねまわって、まだ歯が生え揃ってなくて、じゃれてあまがみするがあまり痛くなかった。
  
  だが、大きくなってから、飼い主がいなくなったらしく、野良になったようで、でも相変わらず人が大好きみたいで、たまに見かけるとかわいい顔で誰か猫好きさんとまどろんでいたりした。
  
  あの小さすぎる猫を見かけた日、私の所に来てくれた時はまだ元気だった。軽くすりより、足元に５分くらい座ってた。でも私はその時電話に夢中で、その猫に構わなかった。しばらくしたらふっと商店街の裏に歩いて行ってしまったのだが、
  
  また会えるさ、なんて思ってた。
  
  それが、つい、１週間位前。例の近所の公園で見かけた時、だるそうな顔でべろを出してた。熱があるなと思ったが、その日は暑い日で、喉が渇いてるだけかなとうやむやにした。自分には今その猫を看病する時間と余裕がない。だから、次会った時は元気でいるよって。でも、3日ほど前の昼間、公園でべろを出して、ガリガリに痩せたその子を見た時、正直ショックだった。たまたま誰か優しい人が餌をあげていた所だったが、食べた形跡はなく、ただいっしょにまどろんでいる。思わず声をかけようとしたが、全く面識のない男性で声をかけるタイミングを失ってしまった。そのまま買い物を済ませ戻ると、猫ももいなくなっていた。
  
  たった数日でどうしてそんなに痩せちゃうのって、また気になって来てしまった。
  
  この猫にしてもあの小さな猫にしても自分は心配するだけでぜんぜん何もしてあげられない。なら知らんぷりした方が猫にもいいんだとか、なのに今どうしてんだろとか心配で、でもどうする事もできない。今年の春先には小さくてあんなぴょんぴょんうれしそうにはねて元気だったのにどうして。なんか涙が出てくる。
  
  だめだ、気になる。今から買い物ついでに探してくる。