耕平さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/4/12 17:30
- どうでもいい話~酒と女と短歌~ 其の二
-
- コメント(2)
- 閲覧(11)
-
-
- →続き
ゆっくりスピードをさげつつ前方の車を視、辺りに人や猫が居ないかを見、冷静を装いつつ焦る。その刹那にチラチラ女を見ては焦る。不味い!男が両手を女の肩へ。と解しては焦る。車、人、猫、車、女、人、猫、女、車、女、人、女、女、女……(早く、早く、迅く!!)
そして…
漸くにしてその時が来た!全く、時というものは、良くも悪くもいつも経れば解決して呉れる。勿論そんなことに浸る余裕など一切ない。車を止めたと同時に間髪をいれる余地なく顔を真横に向ける。
然し…もうそこには少しばかりか後ろへ反りぎみに座りこみ、男の両手が肩に乗ったままの女の姿が。チッ。一足遅かったか。谷間見れず。
あの時、我を忘れて直ぐさま突っ込んでおれば間に合ったかもしれない。酒に溺れようとも、相手が逆ギレして喧嘩になろうとも、いつも冷静に物事を脳で整理できる我が性質が仇となって仕舞った。仇となるは、露わの服を纏った女ではなく、吾であったというとんだ茶番話である。が、とりあえず座りこんだ女の露わのたかき服に、興奮だけはした。時は未明、洒落たBARの前の出来事のことであった。
- →続き