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    • 2012/4/12 17:16
    • どうでもいい話~酒と女と短歌~ 其の一
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    • ~短歌~

      BARより出できしままに倒れこむ女に手を遣(や)る男が下心


      BARより出できしままに前屈む露(あら)わのたかき女のたに間


      BARよりそぞろ三~四人の若い男女が出てきた。BARのイメージからか洒落た風を吹かせている。其の内の女が、酔いに委せた儘に前屈んで倒れこむ。そこへやはりと言うぶきか男子。おいおい大丈夫かよと言わんばかりに陽気を振る舞って其の女に手を貸す。何気ない優しさではあろうが、一個の男子として下心がない訳ではあるまい。その実は厭らしさであったのか、若しくは然るべき男子の性質であったかの判断は読み手に委ねられたい。筆者としては、前後者とも男子の相当とみる。
      そして此の二首目。
      記述が遅れたが、この短歌は吾の仕事であるトラックの運転の際に、道路の傍らにて展開された風景であった。
      酔いに委せて前屈んだ女を見た刹那は、酒に於いて解放された女そのものが露わになったそれとリンクして、胸元も露わになるに違いなかった。洒落た服が仇となったか、吾にとっては至当仇ではない。寧ろチャンスである。女の前方からならば谷間が望めるのだ。然しだ…其処までの距離が五十メートル程もある。距離が余りにも遠い。この五十メートル、こんなに距離間を感じたのは、遠距離恋愛をしていた頃以来の距離間である。とはいえ、トラックを走行している向きはまさに其処であった。
      時は未明、四時頃であろうか、通行人や車が少ないとはいえ、この時間帯は電灯に任せた薄暗さに依る飛び出しが恐い。再三の注意を払い乍ら、その間々に女をチラチラと見るしかできなかった。
      そんな折りである。
      そのBARの直ぐ辺の信号が赤に替わったのだ。そして一台前方の車が止まった。その後ろに止まるはまさにその女の真横である。…イケる。完全に止まれるならあとはこっちのモンである。
      然しまた、世とは一筋縄にはいかないものである。チラチラ見ていら、その女に男が手をかけたのだ。まさか…折角前に屈んだ女を起こすつもりではなかろうか。そんなことになったら、もう露わになった谷間は望めない。嗚呼…なんという…あの男、隠された下心を基に優しさを展開するとは何て巧みな奴であろうか!厭らしい奴め!
      全くもって我が厭らしい思考が一方に偏ったことから、一首目の結句が「男が下心」になったことはもう言うまでもあるまい。

      続く→

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