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- 2011/3/30 22:55
- 報告が遅いとイラつく前に
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- 政府は東電に対し事あるごとに「報告が遅い!」と苛立っているだけ。これって、どうなんだろう?
1日経ってから、放射能濃度の報告が有って何が悪いんだろう。恐らく、東電関係者は、1日中・24時間、その値が意味する影響とその善後策を検討していたに決まっている。「情報の透明化」とか良く言われるが、単に生の情報を素人に報告だけしても、何も良いことは無い。報告する時は、その状態に対してどんな対策を打つのかをセットにして報告しなければ、意味が無い。特に何も判断できない人に報告するのにはそれが必要だ。こんな大変な時に、限られた時間で「よくぞ、たった1日でそこまで検討されましたね!」と褒めてあげればいいのではないのか?報告する側のモチベーションもグッと上がるはずだ。次の仕事・対処への活力が湧いてくるはずだ。特に地位だけが上位の者から下位の者に掛ける言葉としてはこの類が良いに決まっている。単に報告することが良い場合は、自身が何も検討出来ない無能集団か、あるいは報告される側の資質が圧倒的に上の場合だけだと私は思う。たとえば、資金力が無い(限りがある)人達は、お金を使って課題を対処する道を自ら閉ざしてしまっているから、その上位者で資金力がある人であるのならば、お金を使って解決する道を新たに提案できる。こういう場合は、早く状況を報告してもらえば、お金を使った早い対処ができるだろう。原発問題も、政府側が原発のプロ集団ならば、東電側が原発に対して無能ならば、政府側に早く対処法を考えて貰った方が良い。
でも、今の政府はそんな状態なのか?
お金も知恵も無い集団ではないのか?
少なくともア・菅総理は何かにつけ「全て実務は担当に任せている」と他人任せ一辺倒だ。情報・報告を受けて、資金力などを含め、原発のプロ集団よりも良いアイデアがスピーディに出せるのだろうか?
勿論、東電はタンクなどの設備に関してはプロ集団じゃないから、そういう面は設備のプロに任せた方が良いかもしれない。一般国民に、放射能情報だけを速やかに報告されても、その対処法を持たぬ一般国民は、ただただうろたえるだけだ。更に無関係な海外メディアは、他人事のような発言を評論をするだけだ。報告する際は、「事実はこうなっています。」「したがって、我々はこうこうしようと思っています。」「如何でしょうか?」と提案、もしくは対処した結果を添えないと良いことは無い。
- 政府は東電に対し事あるごとに「報告が遅い!」と苛立っているだけ。これって、どうなんだろう?