黒羽の猫様さんとモバ友になろう!
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- 2011/5/24 1:09
- 少年はある日
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- 1人の少女と恋に落ちました
2人は深く…深く愛し合い…
来る日も来る日も一緒にいました
ですが少年はある日、信じられないような噂を耳にしました…
少年は意を決して少女に問い詰めた所、その噂が本当だったのです
少女と一緒に過ごした毎日が頭の中をよぎり
雨音と一緒に涙がポツリ…またポツリ…と頬を伝い、地面へと流れ落ちました
何度目の嘘だったのでしょうか
少年は何度嘘をつかれても、何度裏切られた結果になったとしても
少女をこよなく愛し、信じ続けましたが
決死の思いで少女へ別れを告げました…
そこで少年の頭に好きなアーティストの歌詞の一節が流れました
「期待させるだけなら、もうやめてよ。そこに、夢をみてしまう。」
少年の残酷な運命を当てはめるかのように…
家に帰りずぶ濡れの身体と心を暖めるかのように、両親が接してきて、少年は涙をこらえながら、部屋へと逃げ込むように閉じこもりました
裏切られたという残酷な気持ち
それを暖めてくれる両親の愛情
命を自ら絶ちたい
でも生きていたい
その葛藤に苦しみながら少年は無意識に刃物で自分の体を切り刻みました
痛みなど忘れ、行き場のない怒りと悲しみの数だけ、体へと傷を残したのです。
次の日から少年の姿をみるものはいなくなりました。
コメ、イイネ不要
- 1人の少女と恋に落ちました