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- 2012/1/20 13:39
- 西インド旅行
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- 年末年始に西インドのムンバイからアジャンダ・エローラの遺跡を中心に旅行をしてきました。初めてのインドです。
現在のインドの人のほとんどがインドの土着宗教から派生したヒンドゥー教徒ですが、仏教発祥の地でもあり、それらがミックスした宗教遺跡が数多くのこっています。
エローラの見所は、一枚の巨大な岩を100年かけてくりぬいて建立した寺院でしょう(9世紀に完成)。それもこれでもか、というほどの装飾を彫りこんだもので、偏執狂的とさえいえます。私は石の建築物が大好きで、それは欧米の教会やイスラムのモスクも含まれるのですが、インドの建築物の世界観はこれまで見たこともないものです。
アジャンダは法隆寺金堂壁画(昭和25年に焼失して、いまは復元画です)に影響を与えたという極彩色の壁画で有名です。この石窟も、1000年前に支持していた王朝の衰退とともに遺棄されて、19世紀のはじめにイギリス人に発見されるまで森林のなかで眠っていた遺跡です。
あと、思いもかけない遺跡(私に知識がなかっただけですが)がアショカ王が建立してはじまったサンチー遺跡です。東西南北の門にはお釈迦様の前世や生涯の物語が細かく刻まれています。ちょうど西日があたるころに見学したので、砂岩でつくられたそれが赤く照り映えて、大地と太陽が奏でる美の極致を見ることができました。
そのほかにも石器時代の岩絵や、ヒンドゥー教のシヴァ神を祀るエレファンタ島などにも行ってきました。
インドは奥が深い。たいへんだけれど(たいへんなワケは次に書きますね)、また行きたいです。
写真はエローラ石窟、サンチーの門の装飾2点です。
- 年末年始に西インドのムンバイからアジャンダ・エローラの遺跡を中心に旅行をしてきました。初めてのインドです。