ジョンさんとモバ友になろう!
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- 2015/2/17 1:14
- ゲテとはどんなモノかしら? Part.1
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- 設定的なモノ
マスター→40代のオッサン
アニー→清楚長女
アイリス→ミステリアス次女
アンジェリカ→やんちゃ三女
「今回はマスター達の心臓に悪いで、先に闇鍋のコトを伝えとくコトにしたで!!」
夕食後のダイニングに響く声。
またか……!!
「毎度毎度唐突だな、今度は何を持ってくるつもりだ……、アンジェリカ……」
「今度はコ レ や で !!」
ドンッ。テーブルの上に奇妙なタワー状のモノが置かれる。
「なんだコレ。 ルビンのツボのツボ部分か何かか?」
「これは……、フォンデュタワーですね」
「……なるほど、送られてきた食材をこのタワーに突っ込めと」
「さすがマスターやな、飲み込みが早いやん。 ちなみに、食材は今から発表するで!!」
食材の書かれたA4の紙を広げるアンジェリカ。
4人でそれを覗き込むと、前回の具材リストにも負けず劣らずの面子だった。
「チョコに焼き餃子……、考えたくない組合せですね……」
ため息をつくアニー。
「マスター、甘いモノ大好きだろう。丁度良いじゃないか」
アイリスがほくそ笑んだ様に言う。
「勘弁してくれ。甘いモノは好きだがゲテモノは願い下げだ」
「んでんで~、今回の食材は~……」
アンジェリカはペンを取りだし、食材の書かれた紙の上でペンを不規則に動かしだす。
「コレかな~?」
食材の文字の上でペンがくるくる回る。
「コレかいなぁ~?」
また別の文字の上でペンを迷わせる。
「早く決めてくれ、心臓に悪い……」
「素数を数えて落ち着いたらどうだ、マスター?」
「余裕ぶってる割りには顔に余裕がないのが出てるぞ、アイリス」
「胃腸薬用意しておきましょうか……」
ペンの止まる先を見守っていると、アンジェリカのペンが止まる。
- 設定的なモノ