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    • 2016/1/24 23:18
    • 『日豪は太平洋の第3極になるか』田中宇氏
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    • 地図を見ると、日本と豪州の間に、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどの国々がある。日本と豪州の間の海域には、有名な2本の線が通っている。それは「第1列島線」と「第2列島線」である。西側を通る第1列島線は、沖縄の西、台湾の東、フィリピンの西を通り、南沙諸島を包み込むかたちでベトナム沖まで続き、中国が主張する領海や経済水域の東端を意味している。第2列島線は、日本列島の東からグアム島の西、フィリピンの東を通っており、米国の領海や経済水域が散らばる海域の西端を意味している。米国は、ブッシュ政権時代の米中対話で、2つの列島線を米中の影響圏の境界とすることで話をしている。(消えゆく中国包囲網)(第1、第2列島線の地図 )
       中国は第1列島線より西、米国は第2列島線より東が影響圏だとすると、2つの列島線の間は誰の影響圏なのか。これまで、日本やフィリピンは対米従属だったので、2つの線の間も米国の影響圏だった。だが今後しだいに米国の覇権力が低下していくと、米国は第2列島線まで後退し、その後、放っておくと中国が第2列島線まで東進し、自分の影響海域だと言い出すだろう。しかし、2つの線の間に、日豪をはじめとして、いくつもの主権国家が存在する。これらの国々が今のように対米従属しつつバラバラに存在したままだと、いずれ米国が後退して中国が台頭したときに、バラバラに対中従属させられることになる。(米中は沖縄米軍グアム移転で話がついている?)
      そこで出てくるのが「日豪同盟」だ。2つの列島線の北の端は日本、南の端は豪州だ。その間にフィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどがある。日豪が、間の国々とも連携しつつゆるやかな同盟関係(東南アジアを含める意味で「日豪亜同盟」と呼んでおく)を強めていき、2つの列島線の間に独自の領域を作ってしまえば、米国が衰退して中国が台頭しても、自立を維持でき、対中従属する必要がない。世界が多極化していく中で、日豪亜同盟は、西隣の中国と、東隣の米国の間の、太平洋地域の「第3の極」になりうる。
      tanakanews.com/151129submarine.phpより抜粋。全文読んでみてほしいです。米衰退は対米従属続ける日本にとってパンドラの箱でしたが、箱の隅には日豪同盟で世界の多極化の一端担うことができるかもという希望が残っていたわけです。

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