のん．さんの日記

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- 2016/12/11 22:43
- あの一家の秘密-圏内エピ(後半)
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- 男の子ｻﾝﾀ｢はあ……めんどくさいなあ｡だいたいｻﾝﾀなんてうちの他にもいるし､おれだって子供なのにどうしてﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを配らないといけないんだよ……｣
  
  不満を言いつつも､しっかりとﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄは届けていく男の子｡そして最後のお家へとやってきました
  
  屋根から家の中にお邪魔して､寝ている子供の枕元にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを置きます
  
  男の子ｻﾝﾀ?(さて､これで全部終わったし､ようやく帰れるな……)
  
  ｶﾞﾀｯ
  
  男の子ｻﾝﾀ(あっ､しまった!)
  
  こども｢うｰん…………あれ､お兄ちゃん……だれ? なんでぼくの家に入ってきてるの?｣
  
  男の子ｻﾝﾀ｢う､えっと……そうだ! おれはｻﾝﾀの手伝いをしてて､ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを届けに来たんだよ｣
  
  こども｢あっ! ほんとにﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄがある! ……ってことは､ほんとにｻﾝﾀさんのお手伝いさんなんだ!｣
  
  男の子ｻﾝﾀ｢ああ｡それじゃ､おれはもう帰るから……｣
  
  こども｢待って!｣
  
  こども｢ｻﾝﾀのお手伝いさん､いつもﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを届けてくれてありがとう! ｻﾝﾀさんにもありがとうって言っておいてくれるとうれしいな!｣
  
  男の子ｻﾝﾀ｢……分かった｡じゃ､また来年な｣
  
  そうして一騒動はあったものの､男の子は何とか全ての家にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを届けたのでした
  
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  男の子ｻﾝﾀ｢ありがとう､か……ま､ｻﾝﾀも悪くはないよな｣
  
  お母ｻﾝﾀ｢みんな帰ってきたわね｡それじゃ､ｸﾘｽﾏｽﾊﾟｰﾃｨｰを始めましょうか｣
  
  お父ｻﾝﾀ｢その前に､お前達にこれを渡さないとな｣
  
  男の子ｻﾝﾀ｢何これ……ああっ!? これ､おれが前から欲しかったやつだ! どうして!?｣
  
  お父ｻﾝﾀ｢ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを届けてる最中に別のｻﾝﾀから預かったんだよ｡いい子にしているからﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを渡してほしいってな｣
  
  女の子ｻﾝﾀ｢そうなんだ! 嬉しいね!｣
  
  男の子ｻﾝﾀ｢ああ､ｻﾝﾀってすげｰ!｣
  
  (画像２)
  
  そうして､ｻﾝﾀ一家もｸﾘｽﾏｽを思う存分楽しんだのです
  
  ---- END ----