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- 2013/2/20 16:39
- ドゥブロヴニク
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- 1979年に世界遺産に登録された旧市街は「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい町並みを誇る。
ドゥブロヴニクは歴史的に海洋貿易によって栄えた都市で、中世のラグーサ共和国はアマルフィ、ピサ、ジェノヴァ、ヴェネツィアなどと共に5つの海洋共和国に数えられ、アドリア海東側では唯一のライバルである都市国家はヴェネチア共和国だけであった。巧みな外交術と豊富な富に支えられ15世紀から16世紀にかけてはとくに特筆するほど発展している。1970年代、恒久的に戦争による破壊から守るために非武装化されたが、1991年のユーゴスラビア崩壊に伴う紛争でセルビア・モンテネグロ勢力によって7ヶ月間包囲(ドゥブロヴニク包囲)され砲撃により多大な損害を蒙った。
2月3日はドゥブロヴニクの守護聖人であるブラシウスの祝日で、大きなパレードや祝祭が行われ数日間続く。
聖ブラシウスの像は市内の周辺で見ることが出来る。ブラシウスはヴェネツィアへの福音者マルコと同様に重要で、旧市街にある大きな教会の一つである聖ブラホ教会の名称にも因んでいる。
アルボレトゥム・トルステノは世界で最古の植物園で1492年以前に遡る。また、ヨーロッパでは3番目に古い薬局があり、1317年に遡り現在でも営業しているなど旧市街地は古い建物を誇っている。
ルネサンス期遺産で最も輝かしいものは16世紀以来のスポンザ宮殿で現在は公文書館として使われている。
レクター宮殿はゴシック・ルネサンス様式の建物で優美な曲線と絢爛豪華な階段を表して、現在は博物館として使われている。
聖サヴィオゥール教会はルネサンス期の名残を留め、隣は多くの観光客が訪れるフランシスコ会修道院である。
フランシスコ会修道院の図書館には30,000冊の蔵書、22のインキュナブラ、1,500もの貴重な手書きの文書が保管されている。15世紀の銀と金メッキのクロスや銀の香炉、18世紀のエルサレムの十字架も含まれる。
ドゥブロヴニクではもっとも敬愛されている聖ブラシウス教会は18世紀に建てられた。ドゥブロヴニクのバロック様式の大聖堂は18世紀に建てられ、聖ブラシウスの聖遺物と共に象徴的である。
ドゥブロヴニクの顔でもあるドゥブロヴニク城壁は周囲約1,900mあり、厚さ5メートル、高さ20メートルの堅牢な市壁。最初に造られたのは7世紀とされるが今日見られる主要な部分は12世紀から17世紀にかけて造られている。
所在地:クロアチア南部
- 1979年に世界遺産に登録された旧市街は「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい町並みを誇る。