むすさんとモバ友になろう!
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- 2013/6/3 14:50
- 追想
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- 母が生きてた頃
母の教え子の人が教えてくれた
インドのアーユルベーダーといふ
アロマテラピーみたいなモノを施術されに
新大阪の駅の近くのビルに逝った事があります
昼間父親と京都に出掛けてた私は
夕方淀屋橋で母と待ち合わせ
御堂筋線に乗り換え
新大阪駅まで行き
夕飯には少し早い時間だったので
駅で5 5 1の蓬莱の豚まんを買い
駅前の公園とも云えない位のスペースで
ビル風に煽られながら
ハフハフ云いながら豚まんを頬張り
その後まだ施術までに時間があったので
駅近くのインド料理店に入り
チャイか何かを頼んで飲んだ覚えがあります
そして施術の時間が近付いたので
その店から少し歩いて
マンションの一室の様な所に入り
母は何度か来た事があるらしく
簡単な自己紹介と施術の説明を受けて
施術には時間が掛かるからと
母は先に帰り
私は一人訳も解らず施術を受け
嫌々ながらもやっと終わった頃には日もどっぷりと暮れ
でも豚まん1個しか食べてないのでお腹が空きヘロヘロで
御堂筋線に乗る前にマックに寄り腹ごしらえをしてから
実家に帰りました
新大阪を出る時に電話はしておいたけど
実家に帰ると私の夕飯にと
母は鯖寿司か何かを買っておいてくれて
でも私はマック食べたばかりだからと云い…
その後の事は何も覚えていない
でもその日母と過ごした時間ヒトコマヒトコマが走馬灯の様に甦り
何故マックに寄らないで真っ直ぐ家に帰って母が用意してくれたお寿司を食べなかったんだろうと
溢れる涙を堪えながら
思い出したりする
3年前の今頃
行方不明の母がいつ見つかるんだろうと
不安で不安で眠れない夜を過ごした日々を
懐かしいと云ってはダメかもしれないけど
そういう事もあったな~と振り返る6月初めの晴れた日の午後である
- 母が生きてた頃