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- 2015/2/28 10:08
- ロンバケを研究してみた 続き3
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さて、この「君は天然色」がヒットした頃は、盗作疑惑が週刊誌に取り上げられましたが(笑)疑惑ではなく確信です(笑)
phil spectorを追いかけなければ この曲を使用した理由は 判るまい。
盗作は盗作でも ただ いい曲だとか、だけじゃない盗作なのです。
では その週刊誌で
盗作とあげられた曲
Gary Lewis & The PlayBoys
~everybody loves a clown~
この曲は「君は天然色」のAメロとBメロの元ネタに近いですね。
ではこの盗作疑惑とされた曲から紐解きをしていきましょう。
この曲をプロデュースしたのは、
SNUFF GARRETTです。
LIBERTYレコードのA&Rマン、プロデューサーとして活躍した男です。
SNUFFが最初に輩出したビッグ・アーティストはBOBBY VEEが有名でしょう。
How Many Tears (goffin/king)
Take Good Care of My Baby (goffin/king)
Walking With My Angel (goffin/king) -
BUDDY HOLLが1959年2月3日にコンサートに向かう途中に飛行機事故で他界した際、代役としてステージに立ったのが地元のバンドであるシャドウズでした。そのシャドウズのリード・ヴォーカリストであるボビー・ヴィーをソロ・シンガーとして売り出したところ、これが大当たりします。
※このシャドウズにはボブディランが在籍
SNUFFはボビー・ヴィーに続いて、ジョニー・バーネットやジーン・マクダニエルズを次々とヒットさせ、1961年にはリバティのA&R部門の責任者に抜擢されています。
ちょうど この年はPHILLESレコードの立ち上げの年でもあります。
SNUFFはPHILと違い作曲、アレンジができない為、ニューヨークのブリル・ビルディング系の音楽出版社から曲を買い付けることを常にしていました。
特に彼が好んだのがキャロル・キング&ジェリー・ゴフィン(goffin/king)やバート・バカラック&ハル・デヴィッドの作品です。
PHILもジェリー・リーバー&マイク・ストーラーから 曲を買いつけるノウハウを教えてもらっているので、SNUFFとの絡みはあったのでしょう。