まおさんの日記

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- 2011/11/16 23:38
- 世界の廃墟 part③
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- ウクライナ
  プリピャチ
  (Припять)
  
  1968年のチェルノブイリ原発事故の影響により街は完全に廃墟と化した。
  ソビエト連邦時代にチェルノブイリ原子力発電所の従業員用の居住地として創建され、同発電所が市中心部の4キロ南に位置する。当時は地図上にない※閉鎖都市として存在していた。事故直前の人口は約49,400人であった。
  
  ※閉鎖都市とは…
  
  軍事産業または原子力・核兵器に関する産業が存在するため閉鎖されている都市。保安上の理由（軍事的要地、レーダー基地など）から閉鎖されている国境の都市（実際は、国境地帯は全て閉鎖されていた）その為、その都市への移動や居住、旅行は著しく制限されていた。ソビエト連邦が第二次大戦後の1940年代後半より、核開発などのための特別な都市を秘密裏に建設したのが始まり。
  
  プリピャチへのアクセスは比較的簡単だが、未だに街のいたるところに放射性物質が蓄積している。歩き回るには今回の福島第一原発事故関連のニュースでも度々話題にのぼるガイガーカウンターの携行が必須となる。
  
  ちなみに放射能が安全なレベルになるのには、後900年程かかると言われている。