小仏小平さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2017/11/23 12:40
- 映画観賞
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- 『ザ・サークル』
眼球みたいな形をした小型監視カメラ “シーチェンジ” を
壇上でプレゼンするCEOベイリー(トム・ハンクス)
彼が語る夢の先にある社会は
なんだか正しいような気が一瞬してしまった
あぶねー
主人公のメイ(エマ・ワトソン)は
“サークル” の企業理念に共感しているわけではなく
父親の高額な治療費をまかなえるようになるから
一流企業で働けることを光栄に思っているように見えたが
皮肉にもシーチェンジのお蔭で自身の命を救われ
追いうちをかけるようにベイリーに説きふせられ
彼女は変わる
メイ自身が監視の対象となることで
精神を病んでいくストーリーなのかと思ったら、違った
彼女はむしろベイリーの夢をふくらませ
エスカレートしていく
(その意味ではおかしくなっていっているのかも?)
街にはシーチェンジどころか
スマホという名の監視カメラがあらゆる人によって
常時携帯されている
プライバシーを奪われ、袋小路に追い込まれていく人間と
それをエンターテイメントかゲームのように楽しむ人間
立場は一瞬にして入れ替わる
「誰かに見られていたら悪いことはできなくなる」
というメイの言葉が気になった
誰かとかじゃなく
お天道様がちゃんと見てるんじゃない?
って思ったから
- 『ザ・サークル』