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    • 2017/12/12 1:32
    • 出師の表 3(解説)
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    • 臣はもと無位無官の身でした。南陽で自給自足の生活をして、どうにか生命を乱世にまっとうしようとして、名声を得るために諸侯に任官を求めることをしませんでした。先帝は臣を卑しき者となさらず、みだりに自ら御身を曲げて、三度臣を庵の内にお訪ねになり、臣に今の世の中において、なすべき事についてお尋ねになりました。

      これによって感激し、ついに先帝のために奔走することをお約束いたしました。後、国が傾くほどの大変な局面に遭遇し、任を敗軍の際に受け、ご命令を危難のさなかに拝しました。

      それ以来二十一年になります。先帝は臣の慎み深いことを知り、故に崩御するに臨んで臣に大事を託されたのです。

      ご命令を受けてからというもの、日夜憂い煩悶し、任された仕事を成し遂げることはできずに、かえって先帝の御聡明を傷つけることを恐れていました。

      故に五月、濾水を渡り、深く不毛の地に侵攻したのです。今南方はすでに平定され、武器防具はすでに足りております。今こそ三軍を率いて北方の中原を平定すべき時です。

      乞い願はくは臣の愚鈍を尽くして凶悪な敵を討ち払い、漢王朝を復興し、旧都に還したく存じます。

      これが臣が先帝に報いて、陛下に忠義を尽くすための責務なのです。



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