とすさんとモバ友になろう!
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- 2014/1/31 13:36
- 何が悪か
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- ニュース日記 について:
- ドラえもんは有害ではない。それ故に国民的作品として広く親しまれているのだが、そうなればそうなるほど様々な影響を社会に及ぼすことになる。通常それは好ましい影響として表れる。夢であったり笑いであったり。それでも光が眩しければ影も亦色濃いように、好ましい影響の裏側には必ずや悪影響が巣食っているものだ。
あるのろまな学友をのび太だと囃し立てる場面に遭遇した経験はないだろうか。卑怯な人間をスネ夫だと揶揄する光景は。俺はある。それはいじめとは言えぬ、親しみを含んだものだったが、悪意の多寡で容易く苛めへと変貌を遂げるものであった。
ドラえもんと比肩するつもりはない。それはあまりにも烏滸がましい。ただ俺が言いたいことは、譬えそれが無害な作品であったとしても、集団の力学次第で有害な作品へと変質してしまうということである。
つまり糾弾すべきは集団の悪意なのである。ドラマの抹殺は集団の悪意を温存するその場凌ぎの欺瞞でしかない。斯かる欺瞞は必ずや犠牲者を再生産するであろう。彼らはドラマがあるから苛めたいのではない。苛めたい理由にドラマを使っているだけなのだから。