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- 2014/4/1 14:57
- 『自衛隊の話』閑話の続き4
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- 新隊員の教官をやって居た時の部下達は11名です。
まず全員の経歴を見て、自分のノートに書き込みます。
当時はパソコンなんて有りません。
その後、一人一人と面談します。
私が担当したのは後期の隊員達なので、全員約3ヵ月間の自衛隊経験が有ります
「どうして自衛隊に入った?」
まず、皆に聞きます。
反応は様々です。
この時にしなかった事は一つだけです。
『否定する』
一度否定すると後が有りません。
っていうか、私は自分の過去や経験(当時二十歳ですが)を踏まえて、人を否定する価値は自分には無いと思っていました。
相手の話を聴く為に時間を注ぎます。
会話中に、個人(相手)の経歴を話したりもします。
この時に一番大切にした事は、
私は
『お前の事を知っている』
『お前の事に興味が有る』
『お前にとても関心が有る』
です。
面談後に、個人個人の反応や、得られた情報をノートに…
その後、教育期間中、時間が有れば声をかけます
「○○、お前☆☆の塹壕掘りを手伝ってやってたな!!」等々
何でも良いんですよね…
名前で呼ぶ事は凄く大事です。
『観ている』事を認識させる事も大切です。
本人が『頑張った』って、思っている事を少し時間が経った効果的な場面で、叱った後に使ったりしました。
続く…
- 新隊員の教官をやって居た時の部下達は11名です。