としはるさんの日記

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- 2016/3/7 20:17
- ダ・ヴィンチ - 天才の挑戦
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- 両国は江戸東京博物館にて開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ - 天才の挑戦」に行ってきました珍しくチケット売り場に列ができているのでイヤな予感はしてたのだけど、案の定メインとなる「糸巻きの聖母」は大盛況。この作品見るだけで30分並ぶ必要がありました
  でもまあさすがにレオナルド円熟期の傑作と称されるだけはあり、肌のなめらかな塗り方や作品に散りばめられた寓意など見るところも多くてなかなか唸らせてくれます
  
  その他としてはやはりダヴィンチ関連ということで、素描や手稿、最後のコーナーに手稿から立体化した模型が展示されています。素描や手稿からは彼の研究熱心さが伝わってくるようですが、残念ながら私は彼の文章を読めないのでもっぱら手稿は解説とイラスト頼りですこれで飽きっぽくなければもっと生きてる内にもっといい生活ができてたろうになあ…作品未完成・未納品で何回裁判起こされたんだっけ？
  
  最後の模型展示のコーナーですが、有名なヘリコプターや飛行機の模型もさることながら、軍隊用になるべく簡易に川に橋を架ける方法を考えたり、組立て式の箱を用いて湾の中を浚渫する方法を考えるなど幅広い方面でのアイデアマンだったことを実感できたのが印象深かったですね
  これでオスマン帝国に軍事技術者として売り込みなぞしなければ後の名声ももっと…まあ当時は食うに困っていたらしいので仕方ない面もあるか…
  
  しかしどうして江戸東京博物館なんですかねー。ここが本展で一番の謎でした（笑）