ゃんやんさんの日記

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- 2011/3/20 8:38
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- 先週の日曜日に弟を捜しに、石巻に行ってきました。
  
  見つかるのかどうかも、ましてやたどり着けるのかどうかもわかりませんでした。
  
  最初に真っ黒な煙をあげ、燃えている街並み、２台、３台車が積み重なり、電柱に寄りかかっている光景。
  
  私たちを奮い立たせるのは、弟に会えるはずという希望だけでした。
  
  次に見えてきたのは、冠水している道路の数々。
  
  回り道に回り道を重ねて、なんとかたどり着けました。
  
  思っていた以上に街は水の中に埋もれ、自衛隊の姿を見たとき、怖さで胸が締め付けられました。
  
  その中、家族で偶然によった、避難所に弟と弟の彼女がいました。
  
  泣き崩れることがあるとは思いませんでした。
  家族で、こんなに泣くなんて。
  
  見ず知らずの方に助けていただいてたおかげで、命をとりとめました。
  
  ガソリンの混じった水を飲んでしまうほど…溺れていましたが、彼は生き延びました。
  
  その方たちに、何度お礼を言っても言い尽くせませんでした。
  
  服も靴も毛布も食べ物も、何一つ自力で手にしたものはありません。
  
  全てが誰かのおかげでした。
  
  私たちは生きてるんじゃなくて、生かされているんだね。と母が呟いたとき、本当にありがたみを感じました。
  
  これを読める人は、十二分に幸せです。
  
  おにぎりひとつで十分と言う、避難所にいる方たちは、どうしてあんなに強いんでしょう。
  
  私たちは、強く生きれる。
  
  それだけわかってほしいです。
  
  少しでも励みになればと思い…ここに記します。