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    • 2020/4/9 0:30
    • 小野不由美『白銀の墟 玄の月(三)』
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    • 二巻までが結構地に足の着いた展開(悪く言えば亀の歩み…十二国記はそれでいいと思うのだけれど)だったのに対して三巻では色んな人の独白が増えて、戴の混乱の内幕が徐々に明らかになってきます。何より前半の阿選と琅燦のやり取りはほぼネタバレのような有様。(というかネタバレか)
      「病む」の正体もあっさり判明。王宮に妖魔ってw。ただ、『黄昏の岸 暁の天』で李斎が言っていた「病む」とは少し違う印象も。。。巻末の戴史乍書の「兵を能くして幻術に通ず」を信じてたのに。徐々に傀儡になるなら李斎違和感抱かなかったのか?不思議。
      それにしても阿選の苦悩wwwに対して徹頭徹尾自分のやりたいようにやる琅燦。個人的には阿選と驍宗みたいな関係は理解できる気もするから
      (というか結構あるのでは?男の友情と紙一重)内実が詳らかになるにつれて道化になっていく阿選を笑えない、というのが正直なところ。
      似たような相手がいたら競っちゃいますよ。やっぱり。競ってる間に目的と手段が入れ替わってしまうこともあるでしょう。だからこそ、そこはかとなく折り合いをつけてた阿選を焚きつけた琅燦はやっぱり許せない、となってしまう。泰麒の味方(のようにしか見えない)だとしても。

      李斎の方は泰麒と戴に戻る前とは大違いでとんとん拍子に仲間や支援者が増えていく。。。天の加護か?西王母も思うところがあるのか?でないと慶へ赴いた際の訴えが滑稽に見えてしまう。このまま驍宗を見付けられるのか。。。でもそのままあっさり驍宗発見→阿選討伐、とはいかないだろうなぁ。なんせ十二国記だもの(『月の影 影の海』上巻の絶望感を思い出しました)

      そして、ようやく、あの方が。何年ぶりだろ?やっぱり阿選の叛意に気付いてたんですね。でも、理由まではわからない、と。そりゃそうだ。逆に分かったら怖いわ(笑)なんにせよ最終巻に向けて加速し始めた感が凄い。阿選麾下(恵棟や友尚)の苦悩とか心変わり?とか特に。どう考えてもラストに向けての伏線、だろうなぁ。
      さて、次が最終巻。終わるのが惜しい気もしますが一気に読み切るとします。

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