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- 2012/6/26 9:48
- 消費税もろもろの話 2
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収入そのものがなくなったら、増税による負担どころではないわけで、工場とかはどちらかというと教養、知識、技能的な視点からいえば敷居が低いと思う。資格や特殊技能が必要なところもあるけれど。
一つの例を紹介する。T自動車はとある年、売上が20兆に対し純利益が2兆数千億円、とある大銀行は売上が5兆円に対し純利益が2兆円ぐらい。
この数字を見るといかに金融というものが利益率が高いかとわかると同時に、工場系がどれだけ、雇用を吸収出来るかも想像出来るかと思う。
かなり低く所得を見積もって、一人の年収が200万円とする。100人いる工場だとそれだけで年間2億円の支出、日本は福利厚生がしっかりしているから、福利厚生で+5000万円くらいになる。後は日本の常識に合った職場環境の整備、安全対策などの保全費。
大企業を擁護するわけではないけれど、日本における工場は、社会貢献として存在する意味合いが強い気がする。
で、消費税の話に戻るのだけれど、増税というのは目的があるわけで、何かしらの財源であるけれども、仮に違う税、或いは対象を絞るという形で大企業に転嫁したとして、目的の金額を確保出来るのかという疑問がわく。
この度の消費税増率反対の署名活動は、具体的な理由が乏しくて、その理由を明示した冊子が何も用意されていない。反対するこの人々は、特に議論することもなしに、又国民に説明することなしに法案を可決しようとしている、というけれど、それはあなた方も同じではとわたしは思ったんです。
わたしとしては、冊子をもらって一度その反対理由にきちんと目を通して冷静に考えてから署名してもいいじゃないかと思ったんですね。
そう考えると、こうした署名活動も結構乱暴な話に思えてきたのです。
「あなたはこれについてどう考えてるのですか?」
と、伺ってみたんですが、予想もしていなかったのか困惑している。
結局、署名はしなかったんですが、そこから離れて図書館に向かいながら、なんかお年寄りをいじめた気分になって申し訳ないような想いに駆られた。たぶんあまり理解してなさそうだったし、自分の考えを上手く言葉に出来ない人もいるだろうし、増率が深刻な負担であることでこうした活動に参加しているのかもしれないのだから。
何となく後味の悪い出来事でした。