上条さんの日記

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- 2011/2/13 1:01
- 届かぬだろうと知りながら
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- 伝えたい言葉がある。届けたい思いがある。
  
  …恐らく、この日記を見てはいないだろうし、そもそもの話、俺が日記を付けている事を知るハズも無いのだけれど。
  それでも俺は、この想いを此処に、言葉として残したいと、そう思ったんだ。
  
  最初、俺は意味が分からなかった。一本の電話。要領を得ない留守録。
  
  ーーー××で待ってますーーー
  
  そんなカンジの、酷く端的な内容。
  
  「何を言っているんだ？」
  
  俺はそんな約束を交わした覚えはない。急用だとしても、行く義理もない。
  
  当然の様に、すっぽかした。
  
  そして翌日。昨日の件、一応気にはなっていたので、俺は電話をかけ直した。
  …まぁ、ちと迷ったんだが、無視したままというのも後味が悪いし。謝るくらいはしようと思っていた。
  
  結果は、着信拒否。
  
  少し、動揺した。次いで
  （何なんだよ）
  という不快感が残り。
  最後にその番号を、俺も着信拒否にした。
  
  １、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１。
  
  １１。俺のケータイに残っている、キミからの着信履歴を指す数字。
  
  あれから。これだけキミにコールされたにも拘わらず、一向として俺は、ソレを取る気にはならなかった。着拒、それも直ぐさま回線を切断する用に設定しているのに、良くめげないなと感心はしたが。
  
  …しかしここまで執着される理由が分からない。不可解だ。一応、理由を考えるには考えたんだが、それらしいのなんて何一つ思い浮かびやしない。
  
  だから、聞きたいんだ。
  
  てか、お前誰よ？と。
  
  とりあえず、最初の留守録の声からして、俺は知らない。聞いた覚えもない。ついでに××とかいう場所も知らない。
  
  その時俺は思った。間違い電話だと。
  
  だけどもしかしたら知り合いかもしんないと思ってかけ直したのに着信拒否て一日遅れてかけ直しただけで着信拒否て
  しかもそのくせ、俺には１１回もかけてくるし終いにゃ無言で伝言残してくるて間違い電話からイタ電に趣向を変える意味が分かんねぇよお前はアホなのか
  
  はあぁ…
  
  とりま、まとめ。
  
  伝えたい言葉がある。届けたい想いがある。
  
  ーーーイタ電は、やめて下さいーーー
  
  …この言葉に、『愛』を添えて本日の日記と代えさせて頂きます。女の子からのイタ電だと、俺は信じているから…さ。
  
  てか、可愛い女の子からのだったら別にいいよね
  
  キミらもそう思うだろ