かなぴょん†さんとモバ友になろう!
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- 2014/8/20 20:10
- ねむの木のはなし ⑧
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- わたしは、よその くにの しらない おうじさまの まえで まうのは いやでした。
だまって、したを むいて おりました。
すると、そばに いた けらいが、
「おい、はやく まわぬか、おうじさまの おおせじゃ。」
と、あらあらしく きものをつかんで、ひきたてようと いたします。
「らんぼうは よせ。さ、おどって おくれ。」
おうじさまは、やさしく わたしに おっしゃいました。
しかたが ありません。わたしは、おうさまに おみせする はずの 『つきの まい』を、しらない くにの おうじさまに、まって みせました。
わたしの まいは、
すっかり おうじさまの おきに めしたようでした。
そして、あくる 日、
おそろしい ことが、おこったので ございます。
- わたしは、よその くにの しらない おうじさまの まえで まうのは いやでした。