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- 2025/7/14 20:14
- 回想…吹奏楽部時代⑦先生
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- 私達が3年生の時の冬。
先生から自分の所属楽団のミニコンチケットを貰った。
全部員分(´・ω・`)
いつものようにキャッキャワイワイしながら皆と観客席へ。
「(笑)観客席、新鮮~(笑)」
「へぇ~、お客さんが入ったらこゆ感じ~」
等と話していると暗転。
普通に多人数コンサート。
だがラスト。
ピアノ1台がステージ真ん中に。
誰かソロをするんだわー位に見ていたら……
「「「!!!(´゚д゚`)」」」←声は上げない吹部員。
バイオリンを持った先生が袖から現れたっ!!!
ちょ(゚ロ゚; 三 ; ゚ロ゚)聞いてないしっ!!←皆の心の声。
演奏の開始に息を呑む…
まさかのソロ…嘘でしょ?!
練習してる感じ全くしなかったけどっ!!
で。
・・・(´・ω・`)
下手が過ぎる(((;´・×・`;)))
チューニングしたんだよね?
え、そこ弾いちゃう??
うーん(+_+)
聴くに耐えかね………ん?
先生は白いスーツに赤い蝶ネクタイで、
一生懸命に弾きながら汗だくだくなのに
嬉しそうに
照れ臭そうだけど笑ってて
ええーっ!?Σ(゚∀゚ノ)ノ
演奏後、ステージで何度も頭を下げ
私達に気付くとバイオリンを掲げて軽く振って
見た事も無い、想像も出来ないような笑顔で。
帰り道…呆然としながら歩く私達は
「見た?あの顔…( °-°)」
「見たわよ忘れないわよ( °-°)」
「部活来るとき、いっっっつもしかめっ面だったじゃないのよ…( °-°)」
「誰よアレ…( °-°)知らん人が居たわ…( °-°)」
「音楽は好きだったのね…( °-°)」
先生、いつも眉間にシワを作って指揮棒を振っていた。
でも選曲はいつも素敵だった。
課題曲はマーチ→自由曲はシットリ。
先生本当は…私に最後のコンクール、挑戦してほしかったのかな…と、今更ながらに。
ハイトーンが苦手でも、低音なら安心安定の太い音が出せた私にも合うソロ曲を…探してくれたかもしれないね(笑)
あの先生の姿は…
「「「衣装センス無さすぎ!(爆笑)」」」
で(笑)
今…振り返れば、あの白いスーツに赤い蝶ネクタイは
私達のパレード衣装に合わせてあった。
私達の野外パレードは
白いフワフワのアンダースコートに白いミニスカート、
上は赤いTシャツで、
先頭で指揮を振る人は、オモチャの兵隊さんみたいな赤い兵服モドキに白い紐みたいな…。
先生いつもしかめっ面だったけど。
本当は私達が大好きだったんだなーて。
今ようやく気付いたわ(笑)
- 私達が3年生の時の冬。