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- 2011/7/25 15:27
- 次期F-X、ロッキード副社長が言及(No.309)
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- ニュース日記 について:
- つい先日、一般論的報道ではありましたが、日本政府の財政難に拍車を掛けると思われる東日本大震災の影響により、ステルス性が増し、他機種に比べて機体価格の削減が可能なF/A18の改良型の導入が有力となった、という報道がなされました。
今回はそれに対抗する目的でロッキードはこのような情報を流したようです。
次期FーXでFー35を導入する事に関わる懸念は以前から幾つかありました。
その中でも三つ、日本でライセンス生産が出来るのか、機体価格はいくらになるのか、次期FーXに間に合うのかというものがあります。
今回のロッキード副社長のコメントでその三つの懸念事項が解消されたとも考えられます。
しかし、ライセンス生産についてですが、日本側にどの程度の技術開示をするのでしょうか?
ライセンス生産する意図については、国内の雇用を生む、航空産業の技術を発展させるという目的があります。
懸念事項の前者一つは達成されたようにも思えますが、技術開示の程度によっては微妙になってしまいます。
次に、価格についてですが、F/A18の改良型が四十億円程、Fー35が今回の公表により五十億円程と判明しました。
しかしながら、航空自衛隊が採用した第四世代機のFー15Jはライセンス生産の技術料等の諸費を含めると一機百二十億円程であり、一世代上の第五世代機に分類されるFー35が半分以下の一機五十億円というのは、一般とは違う計算方法で算出された価格の可能性も考えられます。
また、ステルス機はステルス性を保つための特別な整備が必要であり、それらの整備費用も考慮しなければなりません。