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    • 2024/5/15 15:17
    • 消えた父、探す娘、連続殺人犯ーー。
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    • 探しものはなんですか?

      見つけにくいものですか?

      カバンの中も机の中も

      探したけれど見つからないのに



      これは井上陽水の名曲『夢の中へ』の歌詞の一部だ。
      世の中には探しても見つからないもの、或いは探してはいけないものがある。


      という訳で、今回のかったんレビューは、『さがす』をお送りしたい。



      その内容はーー。

      ある日、中学生の楓(伊東蒼)の父智(佐藤二朗)が懸賞金の付いた連続殺人事件の“犯人“を見付けたと言葉を残し、失踪する。
      以来、楓は毎日必死に父を捜索するが見つからない。

      そんな時、日雇いの仕事場の名簿に父の名を発見し、仕事場に向かうが、そこで働いていたのは父と似ても似つかない若い男(清水尋也)だったーー。



      前々回にレビューした『岬の兄妹』の片山慎三による監督第2作目。
      懸賞金の付いた連続殺人犯を追って失踪した父親を探す中学生の娘の物語は、話の視点を変える事で、二転三転していく。

      明らかに片山慎三の演出力も素人臭かった『岬の兄妹』よりもアップしている。
      とはいえ、相変わらず、品がないのは、ポン・ジュノの助監督をしていた影響からなのか、片山慎三の持ち味なのか分からない。

      例えば、楓が救いの手を差し伸べてくれたシスターに向かってツバを吐いたり、クラスメートの男子から、父親の捜索を手伝う変わりにオッ○イ見せろと言われたりするのは、瞬発的に観客の笑いを誘う反面、映画の品性が破壊される。


      或いは、あれだけモラルクライシスを描きながら、物語が常識的な帰結を迎えてしまうのは観客に媚びた気がしてならない。


      ここはやはり、観客の想像を遥かに上回るラストを用意してくれれば、評価出来るんだけどなぁ・・・。


      かったん評価、星三つ!

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