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    • 2024/5/12 16:59
    • 感動と不快の違いーー。
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    • 最近、色々な事が頭の中をぐるぐる巡っている。


      例えば、オーストラリア産のチョコ菓子ティムタムがメッチャ旨かったり、アマプラで再見した『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で、”だいがえひん“というセリフが出てくるんだけど、“だいたいひん”の間違いだよなぁと感じたり、何だか、そんな些細な事が心に引っ掛かって仕方ない。


      さて、久しぶりにフェリーニの『道』を観た。
      本作は、大道芸人のザンパノ(アンソニー・クイン)と、頭の弱いジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)が旅をしながら生きていくロードムービーの名作なんだけど、粗野で暴力的なザンパノに仕方なく付いていく純粋無垢なジェルソミーナが素晴らしく、中学生の時に初めて観て号泣したのを思い出した。
      『サテリコン』や『甘い生活』等、難解なイメージの強いフェリーニ作品の中では、一番見易い映画と言える。


      そんな『道』と対局の映画を観た。
      タイトルは『岬の兄妹』。


      その内容はーー。

      足に障○を持つ良夫(松浦祐也)は造船所をリストラされて生活苦に陥る。

      良夫は知的障○者の妹真理子(和田光沙)に売○させるようになるが・・・。


      2018年に公開され、話題になった作品。
      千原ジュニアが絶賛していたので観たいと思ってたんだけど、内容が内容だけに後回しにしていた。

      今回、アマプラで観られる事を知り、鑑賞したんだけど、見終わってモヤモヤした気持ちが抜けない。


      クズの兄が知的○害を持つ妹に○春させる内容なんて愚の骨頂だ。
      しかし、撮り方によっては社会の底辺に生きる人々への讃歌にもなるだろう。


      だが、それは、あくまでも、映画に自制心や、品がある場合に限る(映画的なセンスと言い換えてもいい)。
      ザンパノに物として扱われ、結局は捨てられてしまうジェルソミーナの物語も、ある意味じゃ、愚の骨頂なのだが、観客が不快にならずに感動してしまうのはフェリーニの持つ映画的センスがズバ抜けているからに他ならない。


      勿論、世界的な名作と比べてしまうのは、『岬の兄妹』が分が悪いんだけどね。



      という訳で、かったん評価、星三つ。
      『道』は勿論、星五つ! 

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