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    • 2024/5/9 20:53
    • お客様一人、オジャマ虫一匹!
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    • 傑作『バタリアン』の監督ダン・オバノンが、まだ駆け出しの頃に書いたプロットがある。
      内容は、第二次世界大戦中に大型爆撃機にグレムリンが侵入し、クルーたちが一人ずつ食い殺されていくものだった。


      しかし、その脚本は映画にならず、舞台を宇宙に置き換えて書き直されたのが、ご存知、傑作『エイリアン』だ。


      そんな『エイリアン』のオリジナルプロットをまんまパクったのが『シャドウ・イン・クラウド』だ。


      その内容はーー。

      第二次世界大戦中、オークランドからサモアへ向かう大型爆撃機B-17に女性士官のギャレット(クロエ・グレース・モレッツ)が特命を受けて乗り込む。

      ギャレットは飛び立った機内の銃座から、機体に怪物が取り付いてるのを発見し、驚愕するーー。



      アメリカとニュージーランドが合作したホラー映画。
      上述した通り、本編のプロットはまんまダン・オバノンが書いたものとソックリなんだけど、オバノンの名前はクレジットされてないので、パクったんだと思う(オバノンは既に亡くなってるので訴えられる事はない)。


      上空で怪物がクルーを襲うというワン・シチュエーション、ワン・アイデアの内容は監督に才能があればメチャクチャ面白くなったかもしれない(もし、オバノンが監督していたら、B級映画の佳作になったかも!)。
      しかし、監督のロザンヌ・リャンには残念ながら、映画的なセンス(ホラー的なセンスと言い換えてもいい)は皆無のようだ。


      (以下、ネタバレあり)


      例えば、前半、銃座の中で一人芝居するクロエだけをとらえた場面はメチャクチャ退屈過ぎて欠伸が出る。
      そこは銃座よりも、爆撃機の中のクルーもキッチリ描き出すべきた。

      或いは、重要機密の入ったカバン(実は赤ん坊)をグレムリンから取り返すべくクロエが命がけで銃座から機体に張り付く場面なんかリアリティが無さ過ぎてハラハラ・ドキドキもしない。

      あと、ご都合主義的に現れるグレムリンが赤ん坊に執着してるのも意味が分からん。
      クライマックスのクロエとグレムリンの素手の殴り合いのキッカケになるんだから、もっと脚本の練りが必要だろう。


      短い上映時間(83分)ながら、30分で済む内容を薄く引き延ばしたもんだから、何だか水を入れ過ぎてマズくなったカルピスみたいな映画になってるのは残念!



      かったん評価、星二つ。

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