コンコン童夢さんとモバ友になろう!
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- 2012/3/14 21:40
- 面白朗読苦しい記憶
家政夫は誰だー
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- わたくしが初めて紹介所の所長さんから芋最中をいただいたのはピンさんと同じ年のころでした
その一年前近所の川で溺れそうになったわたくしを救おうとして大好きだった母が死にましたそれ以来父は心のどこかで最愛の妻を殺した息子を憎み避けるようになりました。わたくしは勉強や習い事を必死で頑張りなんとか父に喜んでもらおうとしました。しかし再婚し子供
を作ると妹の事ばかり可愛がるようになりました義理の母がわたくしに色目
を使うようになると父は益々わたくしを憎むようになりましたお前のその臭屁が悪いんだ
その臭屁が結局周りの者を不幸にすると何度も何度も責められました、それでも当時うちの番人をやってた所長さんに励まされわたくしは懸命に屁を我慢しました。いつかこんな自分を愛してくれる人に巡りあえると信じていました。そして妻と出会いました妻にそっくりの女の子も出来ましたわたくしの拵えた芋料理
をおいしい×2と食べてくれる二人を見ているだけで他には何も要りませんでした。毎日毎日が幸せで心から笑って過ごしました。そんな時、妹が家に来るようになりました。わたくしを愛してると言い出し付きまとうようになりました妻はそんなこととは夢にも思わず妹をいつも歓迎しました。それをいいことに妹はわたくしに関係を迫りストーカー行為を始めました母親が違うといえ兄妹でありわたくしは何とか彼女の善意に訴えようとしました。何度も何度も許して欲しいと頼みました。しかし駄目でした。やがて嫁が妹の正体を知りました、臭いから二度と来ないでくれますと責められた妹は逆上し,あたしを誘惑した兄貴が悪いんだと、わたくし達の家で究極の屁
をこきました。匂い漂う
家の中でお父さん助けてお父さん助けて
と叫ぶ娘の声が聞こえました
わたくしは家に飛び込もうとしましたでも消防の人に止められました、わたくしがこの世で一番大切だった妻と娘はあまりの臭さに失神しました
そんなわたくしを嘲笑うかのように妹が自ら
病院に行きました
残された父や嫁の両親はお前が悪いお前のその屁が結局周りの者を気絶させるともう謝らなくていい何もしなくていいただもう死ぬまで屁はこくなと、こうしてわたくしの人生から光が、希望が、音が、匂いが、愛が、喜びが、安らぎが、幸福が、未来が、屁が消えました。わたくしの事はすべてお話ししましたので約束通りお暇をいただきます
- わたくしが初めて紹介所の所長さんから芋最中をいただいたのはピンさんと同じ年のころでした