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    • 2014/7/28 10:55
    • ヒトと共生する「細菌」
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    • ここ数年、市場では「抗菌」という文字をよく見かけますよね。
      感染症やウイルス性の病気が色々と
      増えたからなのかもしれませんが、
      そこまで「抗菌!?」と考えてしまう時も正直あります。
      良い菌、悪い菌、そして良い菌でも人間の免疫力が弱っている時には攻撃的になってしまうという日和見菌、そんな「細菌」について最近知ったコトを、夕刊フジに連載中の
      コラム(18回目)に書いたので、読んでみて下さい。

      ‐‐‐‐‐‐‐◆最近知った「細菌」のコト◆‐‐‐‐‐‐‐

      「細菌」というと、大腸菌や水虫の白癬菌、
      O-157や赤痢菌・・・
      何か不潔なモノ・怖いモノというイメージで、
      即、消毒すべき敵「バイキン」と思いがちだ。
      だが、ヒトは母親の産道内に生息する100億単位の細菌に
      包まれて誕生する。
      以降、飲むものや食べるもの、触った・触られたもの、
      生活する場所、空中に漂っていたものなど、
      日々周囲から来た細菌をいや応なしに体の内・外に
      付着・繁殖させながら成長していく。
      成人時点でその数は何と1万種類以上、
      実に数百兆~1000兆もの細菌(体重の1~3%は細菌の重さ)まみれになっている。

      細菌は体表面、口、耳、鼻腔内、胃、小腸、大腸、
      その他ほぼ全身で、その場所ごとに生存競争を
      繰り広げている。
      生き残った細菌たちは微生物群(マクロバイオーム)という
      社会を形成し、宿主であるヒトと共生しており、
      栄養素を分解してくれたり、ビタミンや抗炎症剤を生成してくれたり、新たなバイキンの侵入・繁殖を防いでくれたりする。
      ごく一部が病原体としてヒトに害を与えることもあるが、
      多くはヒトと混然一体となって、ヒトの生存に不可欠な
      さまざまな機能を提供してくれているのだ。

      過去の細菌学はペストやコレラなど、病原体の研究が
      主体だったが、近年は遺伝子解析の技法を用いて、
      ヒトの全微生物群の遺伝子解析が始まっている。
      これにより、まだまだ謎だらけの細菌たちのコトが、
      徐々に解明されつつあるらしい。
      期待して待とう。

      ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

      僕が子供の頃、「抗菌」なんていう言葉は全然無く、
      菌まみれ?で外を駆けまわっていたせいか
      今でも滅多に風邪は引かないし、
      インフルエンザにもかかった事がありません。
      既に暑い日々が続いていて、色々な菌が繁殖する季節です。
      健康管理、注意しなければなりませんね。

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