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- 2011/3/26 12:39
- 岩手県南より -東日本大震災から2週間-
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- 11日の東日本大震災から、早2週間経ちました。
今回の大震災は東北の沿岸中心に甚大な被害。私は被災地として連日報道された中の陸前高田市、気仙沼市と隣接する市に住んで居ます。
何度も訪れた事がある場所だからか、東北だからか。自身の感覚が変わったから?
とにかく地震以降TVや新聞、ラジオを聞いててもちょっとした事ですぐ涙が出てくるようになった。
阪神大震災の時もTVや新聞で報道される内容には心が痛んだし被災された方達の生活はどうなるのか、と少ないかもしれないけど募金したりしてました。
でも、今回の地震がおこってみると実際の気持ちは全く以前と違う事に気付かされました。こんな自分にがっかりもしました。
それでも日々震災の犠牲で命を失った方の人数が増え、その人数が報道されるたび喉の奥が締め付けられる感覚になります。
この度の震災で亡くなられた多くの方のご冥福を、心より御祈りいたします。
多くの人に被災地やその周辺のこちらの現状、地震が起きてからの事を知って貰えたらと思います。
時系列や文面がわかりずらいかもしれませんが…
沿岸に比べれば軽いものだったにせよここも被災地。
地震直後からは停電、固定電話も携帯電話も不通、断水。ライフラインが一気にダウンしました。
私の居住地は今は全て復旧しましたが、物流やガソリン等の油類の制約は続いている状況。いつまで続くかわかりません。
14時46分の地震発生時は、多くの方がそうだったように私も仕事の最中でした。
「あ、地震が来たな」と感じたのは同室にいた4人の中では最初。
いつもの地震と違うのが直ぐに大きくなっていく揺れの感覚でわかりました。
外へ通じるドアへ進もうとするのに激しい揺れでなかなか前へ進めない。
揺れがなかなか治まらない中、側に居た妊婦の子が危ないといけない、と引き寄せるようにしたけれど2人して立ちすくんで居ました。
ドア近くにあった水の入った容器の水面が、どんどん波のように大きく波打って床に投げ出されはじめたのを、信じられない気持ちで見つめることしか出来ずに。
やっと揺れが治まって、その隙にサンダルのまま皆で屋外に出られたものの、またすぐに大きな地震。
しばらくは寒風が吹く中、外に居ることしか出来ません。
隣の建物を見ると窓ガラスがビリビリ震えていたり、駐車場の掲揚塔のポールの揺れで「ただごとじゃないな」と言う事だけはわかりました。
- 11日の東日本大震災から、早2週間経ちました。