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- 2025/6/17 8:53
- 瞬間移動やタイムトラベルは可能か?
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- 「時空」と言うのは物質の配列によって知覚されるもので、それは概念であり、何か実体を持って客観的な対象として実在するものではありません。
例えば、あるパターンの物質の配列から表象されるイメージが「1976年の東京駅」(下写真)であり、「1976年の東京駅」と言うものが客観的な対象として実在するわけではありません。客観的な対象として実在するのはあるパターンで配列されている物質の集まりだけです。
そのパターンの物質の配列を再現してやれば、その瞬時にそのパターンで配列されている物質の集まりに紐付けられてイメージされる「1976年の東京駅」と言うものが出現します。
これは、主観的に見れば時空跳躍(タイムスリップ)して1976年の東京駅へ行ったのと同じ事になるわけです。
(時空=物質の配列。このような図式で認識されているなら、その時空に対応した物質の配列を再現してやれば、その時空の世界が認識される。それは主観的には、その時空の世界へ瞬間移動したのと同じ事になります。)
物質を認識するメカニズムが分かれば、あらゆるパターンの物質配列を自在に意識の中に投影させて知覚させる事も可能性なるでしょう。
このような脳科学的なアプローチによって、タイムマシンは実現されるのかも知れません。
例えば、その世界が始まってから終わるまでの物質配列の情報が全て保存されているような仮想世界(バーチャル世界)の中ならば、任意の時空に対応した物質配列を自在に意識の中に投影させて知覚させる事が可能なので、任意の時間と場所に瞬間移動できると言うわけですね。
この宇宙が何者かによって意図的に作られた仮想世界(バーチャル世界)であり、この宇宙が始まってから終わるまでの物質配列の情報が全て保存されているなら、この宇宙を作った製作者は自由自在に、この宇宙のあらゆる時間と場所に瞬間移動できるでしょう。
- 「時空」と言うのは物質の配列によって知覚されるもので、それは概念であり、何か実体を持って客観的な対象として実在するものではありません。