じゅず＊さんの日記

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- 2009/12/18 23:01
- ちょいと今日は漫画じゃないんだ３
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- 多いので分割してます（長すぎるだろ！
  
  ＊＊＊
  
  いや、後悔の前に、異常なまでの給食委員会の必死さに恐怖を抱いていることだろう。
  まさか給食の時間に各クラスを回ってまで残食0運動を行うだなんて、生徒会からの懺悔とはそれほど恐ろしいものなのか…という不安が、光司の後ろからのぞく濡れた瞳が私を含む教室内の生徒の目に痛々しく訴えていた。
  
  …この瞳を壊してしまうことは罪に等しい。いや、しかし…
  
  人は、罪を犯してまで生き残るか、神を信じて自滅するか、二択を強いられたら、一体どちらを選ぶのだろう。
  
  …すこし例えが壮大すぎたか。
  
  「…おいミチル、まさかそれ、残すつもりか？」
  
  「へっ！？」
  
  突然の不意打ちに私はガタンと仰け反ってしまった。
  まさか委員長様に話しかけられるなんて思いもよらなかったから。
  
  「まさか！」
  
  「…それなら別にいい」
  
  私の大げさなとは対照的に、光司は無口気味に暗かった。
  いや、かなり目が生きてない。大丈夫か委員長！
  
  「あの、」
  
  「ん？」
  
  「絶対このキウイ、経費削減してると思いませんか…？」
  
  つい丁寧語で話してしまった。