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- 2017/2/21 0:16
- 戦争というもの……
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- 本当に戦争はだめだ。失われるものがあまりに大きい。
日常の多くを変えてしまう。人の良心までも蝕んでいく。
祖母は言う。あの時の日本はおかしかったと。お国の為、天皇陛下万歳と、若い命が消えていった。
僕の大叔父も、船と共に海に消えた。戦後十数年が経って、大叔父の戦没地がわかった時、叔父は迎えに行きたいと言ったが無理だった。
大叔父は英霊として、靖国に祀られても、寺の慰霊碑に名前が刻まれても、遺骨すら家族の下に帰っては来なかったのだ。
祖母は言う。かわいそうにと。お盆が来る度、位牌を磨き、墓を撫で、かわいそうにと。
戦争が人の心に残した傷跡は、けして消えない。たとえそれを宿す人々がやがて亡くなっても、忘れてはならないのだ。
僕らの世代が、その更に下の世代が、戦争の悲惨さを苦しみを聞き、受け継ぎ、二度と繰り返さないよう心に刻み続けなければならないのだ。
- 本当に戦争はだめだ。失われるものがあまりに大きい。