茉莉花さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2017/10/17 20:47
- 壁
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- 入院すると、何もすることが無く考える事位しか出来ない。
ここで大抵過去に発想が戻る。どこから人生が間違ったか。
そこに有るのは壁。
壁、壁ねぇ…。そんな云われ方が出来たのは、TRCの頃だったか。(サークル参加)
当時、ろくな売り上げでもないのに壁に配置されるのは、妙に恥ずかしかった。
いや、両隣大手だから、何だか申し訳無い気持ちで一杯になった。
大手だと、私の頃は丁度トルーパーブームで、両隣の列に埋もれ、つんとされるか、仲良くなるかどちらかだった。
私がこの場所に居るのはジャンルの問題だったろう、同じジャンルをやっていたのは、2人位。
描き続けようとも考えたが、才能が無かった。
今ならむしろ受け入れられそうな、懐かしのジャンルだったなぁと、ネットで見掛ける度々思う。
そして、その波に上手く乗れずに消えていった声優も多かったなぁと思う。
アイドルでもなんでも売れるチャンスは「スキャンダル」だ。自分のスキャンダルは嫌だろうが、おめおめとそれを利用し、のしあがっていった人間は逞しく、その過程は、小説より面白い。
(私の描くジャンルは、主婦・OL系なので、声ドル目指して、結婚詐欺繰り返す女(バトル・変身・BL有←皮肉を込め)のネーム切ったりしていた)
商業誌では、好きなものは描けない。担当のお人形の様に言いなりに描けば、下手でも掲載率は上がる。
…若い頃は誰しも思い出したくないものだが。
私は私の描く人物の様に、波乗りは上手くなかったなぁ。
好きなことを好きなようにやってれば良かったと、気付いたときはもう若くない。
当時大手だった人も、結婚したり、漫画家や小説家になったり、それぞれの人生を歩いている。
今はフルデジの波に付いていけない。
そんな事を思い出し始めたのは2ヶ月前位か。(もう退院したけど)
寂しいんだな、私も。
全くノーマルな友達ばかりで、おたくな友達が居ない。
もう、人間取説通りの生活は疲れたよ、パトラッシュ。
ラッキョウの皮の様なわたし。
- 入院すると、何もすることが無く考える事位しか出来ない。