黒乃薔薇さんの日記

- 2013/11/29 3:06
- 過去(大輔)
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- ドイツのバイエルン州の州都ミュンヘンにて生まれ、10になるまでずっとドイツで暮らしてきた。10歳になって直ぐに、父の仕事の関係で日本へと渡る。
  日本語は堪能であったが、見た目が日本人離れしているのと、それなのに名前は日本人によくあるものというギャップが悪い方へと働き、暫しの間名前についてからかわれる日々が、高校に進学するまで続く。それ以来、自身の努力ではどうにも出来ない事をからかったり、中傷したりする人間を極端に嫌悪するように。
  高校に入ると哲学にのめり込むようになり、通学鞄には最低でも二冊は哲学を入れて持ち歩くようになる。最初は周りに引かれるも、哲学によって形成された独特の価値観、考え方が何故か同級生に受け、良き聞き役相談役としての立ち位置を築いて行った。
  大学は「公務員になりたいから」と言う理由で、教育大へと進学。留年、停学などするような事態にはならず、無事卒業後、自分の母校である高校の教師に偶々就任することになり、現在に至る。