ジジさんとモバ友になろう!
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- 2025/7/17 8:01
- きのこの山の思い出
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- 十数年前までジジの実家はリンゴの兼業農家もやっていて、南は九州、北は青森まで出荷していた、
青森は日本一のリンゴの産地なのに不思議でしょ、なんでも味を比べたいからと注文が入ったそうな、
何回か日記に書いた気もするがジジと実弟が小さい頃は出荷だけでなく直販や客をリンゴ畑に連れていってリンゴ狩りもやっていた、
実家の前の県道は今でもツーリングコースとして休日は1日何百台ってバイクが通るし岐阜や愛知から諏訪、東京方面に抜ける街道として昔から県外車の交通量が多い、だから休日に道端に袋詰めしたリンゴを並べておくと良い儲けになった、
だいたいがその道を利用する県外の観光客が買ってくれるんだがジジも実弟も手伝う事はなかったが、そのリンゴを並べた場所で本を読んだりチョコチョコと遊んだりしていた、
ある休日にリンゴ狩りの客だったかな?親の接客が良かったのかジジ達兄弟が可愛かったのか、「お礼に」と言って一斗缶をくれた客が居た、
その客はお菓子の会社に勤めていると言った、一斗缶の蓋を開けるとパンパンに『きのこの山』が大きなビニール袋に入っていた、つまり一斗缶の体積のきのこの山だ、
子供の頃、誰しもお菓子の家に憧れた事があるだろう、でもそれは幼心にありえないとわかっている、だいいち自分で踏んだ部分は食べたくない(--;)
一斗缶いっぱいのきのこの山は丁度良いHONDAだった、
その日からジジと実弟のオヤツはきのこの山になった、たまに親の目を盗んで一斗缶を開けて食べた、
物心ついた頃から実家で作っていた米もリンゴも旨いと感じた事は無かったが、きのこの山は全く飽きる事もなく今でも好きだ、
なにより一斗缶いっぱいの御菓子は夢が有る、幸せが有る、今だとちょっと糖尿が怖いけど。
- 十数年前までジジの実家はリンゴの兼業農家もやっていて、南は九州、北は青森まで出荷していた、