カルミナ72さんとモバ友になろう!
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- 2009/10/17 2:49
- 散るはものあはれ
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- 仕事合間に一服
しながら、何気なく外を見ると、今日は風が強い。
風が強いから木がしなってます。
一生懸命葉っぱは振り落ちまいと頑張っていますが、やはり何枚かは風に飛ばされて行きます。
彼ら、葉っぱは木から振り落とされた時がいわゆる「死」ですね。 風で振り飛ばされるのも「死」だし、なんとなく季節で落ちるのも「死」
でも母体なる「木」は死なずに何年も生き続けます。
「寿命」というのは、無性生殖→有性生殖になってから発生したものです。 地球の生物は単一細胞から、有性生殖になることで多様性を手に入れたのです。 これにより、環境変化ですべてが絶滅することを防いだ。その代わり、世代交代する為に寿命を抱える事になったのですね。
生物として多様性を伴い繁栄していく道を「地球」の生物は選んだ代わりに、古い個体は新しい個体の為にその席を譲る必要がある。 だから、寿命があるのです。
でも、近年特に多く「ヒト」を蝕んでる「ガン細胞」
これは、有性生殖以来の大変画期的な細胞でして、実は、遺伝子にあるテロメアという部分が細胞分裂の回数の限界=「生物の寿命」の長さになるんですが、ガン細胞だけはそのテロメアが分裂したら、元の長さに戻るのです! 簡単にいうと、「不死の遺伝子」なんですね。適切な栄養を与えると永遠に生きる細胞なんです。
だから、ヒトは「ガン細胞」によって死にますが、「ガン細胞」は不死なんです。 なんか矛盾してますよねえ。
実は、生命の究極の目的が、繁栄と継続ならば、「ガン細胞」はその究極の細胞かもしれません。 今、人間はその「ガン細胞」に適合していませんが、やがて進化した「ヒト」を超えた存在が、その肉体すべてを「ガン細胞」化し、不死の生物が将来誕生するかも知れませんね!
事故、自殺以外では死なない世界… それは幸福なのでしょうか不幸なのでしょうか…
…ああぁ またちょっと僕の妄想癖が出てきました…すみません。
…咲き誇る花は 散るからこそに美しい…
終わりがあるからこそ、人でなしに動植物変わらず精一杯生きるのではないでしょうか。
寿命がなくて、永遠に生きられるのであれば、人はもっと自堕落になっているはずです。
変化をしないものほど、つまらないものはないのです。
- 仕事合間に一服