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- 2007/2/7 2:17
- side C~釜本の場合 序章~
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- ずっと暗い闇の中にいた…ずっと暗い闇の中で揺られていた…
このまま闇のなかで、ずっと揺られ続けていくんだろうと思っていた…
それも、悪くないと思っていた…
しかし、ある日突然、光に包まれた!なれない世界に目が馴れ視界に飛び込んできたものは、ギラギラした眼のババァと怒りに満ちた眼のジジィだった。
のちに釜本と名付けられる少年はこの視線は、性の的にされた眼と性の解放を阻止された眼だったと語る。
物心がついた頃からジジィは鬼退治に行けと急かし始めた。ババァは精力のつく食事ばかり出してきた。
この家に嫌気がさした釜本は、とりあえず鬼退治に出るコトを決意する…
- ずっと暗い闇の中にいた…ずっと暗い闇の中で揺られていた…