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- 2025/7/15 20:32
- 国宝
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- 50年前――任侠の家に生まれた喜久雄は、歌舞伎役者の花井 半三郎に見初められ、半三郎の息子・俊介と共に女形として歌舞伎の世界へ入るのだが……。
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吉田修一の同盟小説を原作とし、喜久雄の視点で歌舞伎の世界を描いた叙事詩。私自身は興味無かったのですが、母に誘われて観賞してまいりました。
全く事前知識無く、更に歌舞伎に関してはほとんど知らないので、劇中劇が上手くいっているのかどうなのか解りませんでしたが、歌舞伎独特の空気感や、映画と歌舞伎で違えど“役者”を極めようと邁進する喜久雄の姿は、歌舞伎というデフォルメされた舞台が合間に挟まる事でリアリティを感じる作品でした。
歌舞伎の格好良さ・美しさと、その見栄を決める事が出来ない状態になった時の生々しい演技は、普通の歌舞伎でも表現できない領域に踏み込んでいる凄まじい作品だと思います。
- 50年前――任侠の家に生まれた喜久雄は、歌舞伎役者の花井 半三郎に見初められ、半三郎の息子・俊介と共に女形として歌舞伎の世界へ入るのだが……。