★斎賀☆さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2011/10/15 22:46
- 前にも書いたかな?
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- 突然語らせてもらう
俺には昔、助けられなかった親友(犬)が居た
小学生の低学年の頃、学校に友達と言える人が居らす、家に帰っても親は共働き、姉は中学の部活動でいつも6~7時くらいにならないと帰ってこなかった←うる覚え
家に婆ちゃんは居たけど、性格が嫌いであまり関わらなかった
家に帰って3~4時間は、一人で遊ぶか、隣の家の犬(←あの子)と遊んで時間を潰していた
学校では、大人しくて良い子で居ることを努め、家でも迷惑をかけないように良い子で居た
唯一、自分の気持ちを素直に話せる相手は、あの子だけだった
大好きで大好きで
楽しくて
かけがえのない相手だった
そんなある日、いつものように学校から帰ってきて、隣の家を覗いてみると
あの子が居なかった
婆ちゃんに聞いたら
「紐が外れて逃げた」
と言われた
純粋だった俺はそれを疑わずに信じて
泣いた
そして、進級して友達が出来て悲しみも癒えて
中学二年になったある日、婆ちゃんと話していて何かのひょうしに、あの子の話になった
婆「あ~、あの子なら保健所に連れていってもらったんよ」
言葉が出なかった
その日から俺は、知らなかったとは言え、あの子を助けられなかった自分を恨み、あの子を保健所に受け渡した隣の家の住人を呪った
ごめん
ごめんミミ
知らなかった何て、言い訳にしかならないよね
無力でごめん
前の晩に逃がしてあげていれば
一秒でも長く生かしてあげれたかもしれないのに
俺が死ねば良かったのに
無力な俺が
ミミの代わりに
死ねば良かったのに
ミミの亡骸を見ることなく
何が本当の話かも分からず
自分を恨み、隣の家の住人を呪い、知っていながら何もしなかった婆に殺意を抱いてきた、この7年
ミミ
俺を恨んでくれて良いんだよ
ガスだろうと、二酸化炭素だろうと、苦しかったよね
恐かったよね
大丈夫
いつか絶対、俺がミミの仇を討ってやるから
その時まで、何も出来なかった俺を、とことん呪ってください
- 突然語らせてもらう