マバゲのモキさんとモバ友になろう！
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- 2008/12/20 18:30
- 読書日記 32
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- ｢草祭｣
恒川 光太郎
本にはさまれている新刊案内を見ると 本の説明に｢遠くで怪物が、もおん、と鳴く｣とあった
｢おーん｣でも｢わおーん｣でもなく｢もおん｣と鳴く…
不明瞭でどこかこもったような鳴き声…
ああ…この一言で異質な世界へと導き込まれてしまっていたのだと実感する
それぞれ単独の物語が綴られているのが 大きな流れに沿って｢美奥｣という土地の持つ不思議を体験する
秋の牢獄からほぼ1年
同じような季節に彼の文章を読みふける
秋から冬にかけての物悲しく孤独な時間が絶妙なスパイスとなり物語を引き立たせる -
- ｢草祭｣
三春城跡に到着
