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    • 2011/8/22 0:28
    • 例え壁を超えようと……
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    •  それは、夏コミで東京に行った時の話である。



      『俺、白の半袖と七分丈の深緑ズボンです』

      『分かった』

       ツイッターにてそのようなやり取りをして三分ほど。夏コミ三日目開幕までの一時間ほどの空き時間、俺はある人と会うことにした。

       互いの顔と服装を教えあい、あとは分かりやすい場所で、ここの地理に詳しいであろう彼を待つ。

       赤い三角コーナー同士を繋ぐ腰くらいの高さの柵に付けられた目印となる紙の番号を教え、待機……。

       未知の領域で、ちょっと見渡せばアリのように並ぶ人。人。人。

       このような環境で待つので不安で胸がいっぱいだったが、しばらくすると、背後から足音一一というより、なんか走ってきてる。

      「一一とうっ」

       俺は柵に背を向けて立っていた。彼は察するに、ハードルよろしくそれを飛び越えたのだろう。

       彼は着地後、ドリフトの要領でそのままこちらを振り返った。

      「やあやあ」

       とんでもなくドヤ顔だった。

       一一ああ、やっぱそうだわ。ネットの中と寸分狂わん、あなたは最高に残念なイケメンだ。

       8月14日。俺は初めて師匠、アーヴィンさんとリアルで会った。



       彼とどんな話をしたかは割愛する。記憶がまちまちだ。

       ただ言えることは、初めてのオフ会でありがちであろう黙りはなかった。それはアーヴィンさんがオフ会慣れしてるのか、はたまた俺持ち前の馬鹿げたハイテンション故か。

       基本的に爆笑の一時間。なんか写メ撮ってツイッターに載せられたが。

       そして互いの共通認識として、ネットとリアルで差がなかったというのも嬉しかった。俺はネットの中の『彼』に会いたかった。リアルの『彼』とは別人だったとなれば、俺にとってそれは、数年付き合った彼女に張り倒された上で別れを突きつけられるようなものだ。彼も同じだったのだろうか?



      「ところで中ボス、俺の登場に何かコメントは?」

      「『ああ、アーヴィンさんが来たな』と。絶対まともな登場しないと確信してました」

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