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- 2013/1/20 19:01
- 海ワシ類の鉛中毒
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- 海ワシと呼ばれるオオワシ、オジロワシは冬になるとサハリン、シベリアから越冬地として北海道に来ます。
もともと餌であるスケソウダラが人間が捕りすぎたためになくなってしまい、その数を減らしているため、絶滅危惧種として国に保護されています。
そんな中で、彼らは北海道で駆除されているエゾシカに目をつけ、駆除されたエゾシカの死体をよく食べるようになりました。
そこで問題となるのが、エゾシカを駆除する際に使う鉄砲の銃弾です。
現在北海道では鉛を使った銃弾の使用は禁止されていますが、実際にはまだ多く使われているのが現状です。
鉛を使ってエゾシカを駆除してしまうと、海ワシ類は、鉛弾が当たった、筋肉が断裂した部位を集中的に摂取します。そこからのほうが食べやすいからです。
その時にエゾシカ体内に残った鉛弾を一緒に飲み込んでしまい、鉛中毒という疾患を起こします。
鉛中毒になると、神経症状などで、やがて死亡します。
このように間接的に人間によって、大きな被害を受けています。
そんな彼らの現状を、少しでも多くの方に伝わり、鉛弾根絶を目指していけたらいいなと、思うのですが、、
- 海ワシと呼ばれるオオワシ、オジロワシは冬になるとサハリン、シベリアから越冬地として北海道に来ます。