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    • 2020/12/8 2:59
    • 炎628
    • コメント(19)
    • 閲覧(45)
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    • 1985年公開のソ連映画です…

      簡単に説明すると…
      戦時中のナチスドイツの蛮行を描いた映画です…

      タイトルの『628』は作品の舞台…旧ソ連領ベラルーシで、ナチスドイツが焼き払った村の数だそうです…





      この映画を観ると…

      『シンドラーのリスト』や
      『戦場のピアニスト』が

      ずいぶんと『お行儀の良い映画』だったんだなぁ…

      と感じられます…( ̄▽ ̄;)





      この映画が描きたかったもの…

      それはズバリ『狂気』です…



      はっきり言って…登場人物みんな狂ってます…

      観ているこっちまで頭がおかしくなりそうです…





      そして何から何まで気持ち悪いです…



      古い作品なので画像も粗く、そう感じるだけなのかもしれませんが…
      なんでもないロシアの平原が映っているだけなのに、不気味に感じてしまうから不思議です…





      BGMなのか効果音なのかわかりませんが、常に変な音が鳴り響いています…

      それが不安感を余計に煽り立てます…





      極めつけは登場人物です…

      演出なんでしょうけど…しつこいくらい登場人物を真正面から撮りたがります…

      登場人物は常にカメラ目線なので、画面の向こう側からこちらに語りかけられているような錯覚に陥ります…

      それがなんとも居心地が悪いです…





      冒頭…主人公のフリョーラ君は子供らしく呑気に戦争ごっこに興じています…

      やがてフリョーラ君はパルチザン(主に民兵で構成された反独武装組織)へ加入し、次々に筆舌し難い体験をします…

      中でも、この映画最大の見せ場…
      SS特別行動隊が、今まさに村を焼き払おうかという現場に、フリョーラ君は運悪く居合わせてしまいます…

      そこはまさに阿鼻叫喚の地獄絵図です…



      辛くもその地獄を生き延びることができたフリョーラ君でしたが…

      (てか何でこの子は殺されずに済んだんだ!?)

      ラストでは顔に深い皺が刻まれ、まるで年寄りのような変わり果てた姿になってしまいます…

      そのbefore→after感の凄まじいこと!!





      正直…最後まで観たらどっと疲れます…

      そのくらい(負の)パワーのある作品です…





      レビュー書いといて言うのもなんですが…万人におすすめできる作品ではありません…



      ですが…
      人間の狂気をここまで鮮烈に描いた作品を、私は他に知りません…



      まぁ…完全に『玄人向け』ってことで…鬼火さんとかは必須科目なんじゃないかと…?(^^;)

      あとパンダの人とかもよろしければ…(^^;)



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