チャリＺさんの日記

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- 2010/6/5 1:47
- 世界遺産(負)
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- 高いビルがそびえ立つ街の中にひっそりと佇む崩壊寸前の建物。
  
  負の世界遺産と言われる原爆ドーム。二度とあの悲劇が起きないよう平和を祈り残したという廃墟。うーん…廃墟という表現は違うか…。かなりの厳重警備がひかれてるみたいだし。
  
  しかしあの廃墟ばりの建築物を維持するとなると大変らしい。内部は鉄筋で補強され壁は接着剤で固めているとか…。周りのマンションを建てる時には揉めたと散歩中のご老人が話してくれた。
  
  確かに近くで見ると作り物のようにも感じる。でも65年前この建物は悲劇を経験しているのは事実なんだよね。そう考えると切ないような悲しい気持ちになる。
  
  広島には戦争の遺跡が多く残っている。広島城跡もその一つ。今は立派な城が建てられているけど元々の城は原爆投下で崩壊し敷地内には日清戦争の大本営の跡が残る。ホントに跡。土台だけ。
  
  ちなみに江戸時代、天守閣は倉庫として利用されてたとか…いいのか…。
  
  75年間は草木が生えないと言われた広島は緑が綺麗な街に変わり原爆をうけたという樹も青々と茂っていた。
  
  日に照らされる原爆ドーム。この建築物の美しさは平和を願う人々の思いからくるのかもしれない。
  平和記念公園では平和の祈りの歌が響いていた。
  
  修学旅行生や外国からの観光客も多い。平和な時代だからこそ原爆ドームはこれからも沢山の人に戦争の悲劇を伝えていくんだろうね。