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    • 2010/7/20 3:16
    • 踊る大捜査線03を観る。
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    • 血気盛んな若者が、旧態依然の体制やそれからくる弊害等を「痛快に」打ち破っていくというテーマ、そして、その体制の具現者である上役に、父親のような視線で主人公の成長を見守る老刑事、青春ドラマとしての「仲間」たち、さらに縷々雑多なコメディリリーフ達といったキャラ設定・・・それこそ昭和中期から綿々と受け継がれている「ヒットの為の方程式」があざといほど踏襲されている当シリーズ。
      しかし今回、上記したキャラ中の「老刑事」を喪失したこと、そして登場人物たちの「経年変化」(織田氏、深津氏の老化等)により、そのバランスが崩壊してしまっています。
       
      例えば「花より男子」などと同様、この作品の多くはキャラ愛で成立していると言って差し支えないと思うのですが、そのバランスが失われてしまった結果、この作品にもはや見るべきものは存在しません。
       
      キャラの変質による主題の方向転換の成功例も多くあります。例えば「男はつらいよ」シリーズはそれが最も成功している例でしょう。「おいちゃん」「社長」、そして主人公自身のキャラが何度か大いに変質していますが、全作品を通じてその主題に少しのブレも生じることなく幕を引くことが出来ています。
      このレベルまでは望みませんが、もう少し現状に即した変質が出来なかったものか、と思います。
       
      署長以下3人の好演ばかりが目立ちます。特に署長の北村氏は同時期公開の「アウトレイジ」でも素晴らしい仕事っぷりを見せています。
      ただそれだけの作品、と言ってよいと思いました。

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