日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2014/4/23 22:59
- ヤマイ
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いまだに忘れられない、
初対面の女性の言葉がある。
そしてそれは、
ときに病んだときや疲れてしまったときに幾度も耳に甦る。
たったの数時間、話しただけで彼女は言った。
そばにいる他の誰にも聞こえないように。
『死にたいのは…治った?』
真顔だった。
とっさに冗談にしてしまおうかとも思ったが、
心配に揺れる瞳の真面目さに…誤魔化せなかった。
なにも語らず、
彼女もそれ以上は聞かず。
別れてしまった。
死にたいわけじゃない。
せつなく生きたく願っている。
あまりにせつなく願い過ぎて、ものすごく価値を見いだしたいだけなのだ。
そんなたいした人でない自分に幻滅しているだけなのだ。
価値なく薄く生きながらえていて…
唯一私を必要としている人と信じた人にうそぶかれて…
フラフラとふさぎようのない傷口から血潮を流しながら…
生きております。