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- 2011/11/10 23:57
- ジャズピアニストの独り言
その2
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- 音楽家にとって耳は技術・感性・知識に匹敵する重要アイテムなのでしっかり鍛えなければなりませんが、鍛えると言っても人に聞こえないような極小の音を聞き取る訓練ではなく。音を音楽的に判別する訓練を重ねるのです
音を判別する能力は色々な言われ方をして来ましたが現在では先天的な才能に関係なく後天的な訓練で身に付くと言われています。
よく言われる絶対音感(世の中の全ての音がドレミ・・に置き換えて聞こえる)も遅くても9才までにちゃんとした訓練をスタートさせればほとんどの方が身につけることが出来ます。
私の場合はピアノを習っていると自動的に小学校入学とともに勧められ6歳から初めましたから絶対音感を持つことが出来ました。
さて、その絶対音感はどのような場合に役にたつかと言いますと、正直クラシックのピアノ演奏をする上ではあまり活躍の場はありませんでした。ピアノは正確に調律されていれば音程の問題がないからです。せいぜい調律のズレているピアノがすぐわかるくらいです。
しかし、楽団の指揮をするような場合にはこの力がモノを言います。『Clの○○さんKの4小節目はEbじゃなくてEですよ』なんてすぐ指摘できます
ところで、ジャズピアニストにとって絶対音感は思わぬ力となります。なぜなら、頭に浮かんだ音を瞬時に正確に鍵盤で弾くことが出来るからです。これに気付いた時ほどソルフェージュ(音感教育)を早くから受けて絶対音を持たせてもらった幸せを感じたことはありません
- 音楽家にとって耳は技術・感性・知識に匹敵する重要アイテムなのでしっかり鍛えなければなりませんが、鍛えると言っても人に聞こえないような極小の音を聞き取る訓練ではなく。音を音楽的に判別する訓練を重ねるのです