阿波田閣下さんとモバ友になろう!
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- 2014/8/11 20:24
- 一周忌
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- さて、8月に入ったことで、父の死から1年が経ったことになる。
父の田舎である伊豆へ行き、8日に開催されるお祭りで、灯籠を流すことになった。
甥っ子が三人もいたので気分が落ち込む余地や暇は無かったが、ふと風呂で体を洗っていると、父と背中を流しあったことを思い出して、涙を流しそうになった。
命日である1日などは、仕事中に同僚と他愛のない話で笑う度に、なぜか涙が溢れそうに。
自分でも思っていた以上の、自分の中の父の存在の大きさに驚く毎日だ。
こんな時に思い出したのが、
仮面ライダークウガの12話『恩師』であることから、我ながら呆れるほどに筋金入りのオタクである。
「五代雄介、こういうのを知っているか」
仮面ライダークウガこと、五代雄介は、幼少期に父親を亡くし、塞ぎこんでいた。
そんな折、担任教師である神崎は、親指を立てて見せながら言った。
「古代ローマで、満足できる、納得できる行動をしたものにだけ与えられる仕草だ。
お前も、これにふさわしい男になれ」
神崎はなおも続けた。
「お父さんが亡くなってたしかに悲しいだろう。
でもそんなときこそ、お母さんや妹の笑顔のためにがんばれる男になれ。
いつでも誰かの笑顔のためにがんばれる……
すごく素敵なことだと思わないか。
先生は……先生はそう、思う」
視聴時から最も印象に残ったエピソードの1つであったが、今また見直すと、受け取り方がまた変わった。
僕のこの一年は果たして、サムズアップに相応しい、満足や、納得のいくものだっただろうか。
ただただ、がむしゃらに仕事をこなしていたら、あっという間に1年が経った、という感覚もある。
なにやら、やたらと長くて、やっと1年か、という感覚もある。
自分の中の時間が狂ってしまっているのだろうか。
とてもではないが、胸を張って、サムズアップとはいかないような気がしてならない。
- さて、8月に入ったことで、父の死から1年が経ったことになる。